台北市の交通部(交通局)公路局台湾公路博物館で、台湾の道路交通に関する特別展が開催されている。6日からは台湾初の冷房装置を付けた長距離バスとして一世を風靡した「金竜号」のエンブレムが特別展示され、懐かしい時代を追体験できる。
金竜号は1970年代に日本から日野自動車製のバス30両を導入して運行を開始。台北や台中、高雄、台東、日月潭(南投)、天祥(花蓮)、墾丁(屏東)などの都市や観光地を結んだ。車内では添乗員によるガイドもあった。
展示は3月29日まで。道路交通がどのように台湾経済や旅行の発展をもたらしたのかを解説する。