台北市文山区の政治大学で25日、何もしないでぼーっとする「政治大国際ぼーっとする大会」が開かれ、70人以上が参加した。
同大中国文学科の学生、陳天奉さんが発起人となり初めて開催。大学側も協力した他、周辺の商店も賞品を提供するなどした。
ルールは最も快適な姿勢で60分間過ごすこと。敷物は持参可能だが、会話や飲食、睡眠、電子モバイルの使用の他、生理反応以外の動きをしてはならないとされた。
陳さんは期末テストのプレッシャーや変わりやすい文山区の天気、都市生活のリズムの早さの中で、十分にほっと一息つける空間は少ないと感じたからと大会の開催理由を説明。今後も第2回、第3回と開催し、政治大の伝統にしたいと語った。