台北市立動物園は4日、同園でこのほど誕生したユーラシアカワウソの双子の赤ちゃんが元気に育っていると明らかにした。同園によれば、母親の「金萌」は新米ママだが、至れり尽くせりで子育てを頑張っている。
2019年、まだ生後1カ月未満だった金萌が離島・金門でけがの状態で発見された。林務局(現林業・自然保育署)のけがの野生動物救助計画を通じて同園に収容され、後に一般公募によって名前が決まった。
今年7月28日、金萌は双子の赤ちゃんを出産。相手は園内で生まれた雄だが、同園によれば、雄は子育てに協力的ではないため、赤ちゃんの誕生につれて隣の檻に移動された。
母親の育児に影響を与えないよう、同園は赤ちゃんが生後16日になって初めて金萌が水泳のため、子供を離れている間を利用して、赤ちゃんの性別や体重を確認した。「収容当時まだ幼かったが、立派なママになったなあ」と同園は金萌の成長ぶりに感動したようだ。