台湾の中央に位置する自然豊かな玉山国家公園。その一部となる南部横貫公路でこのほどタイワンツキノワグマを目撃したと近くを通りかかった人から通報があった。同国家公園管理処はクマに遭遇しても冷静さを保ち、騒がずに離れるよう呼びかけている。
タイワンツキノワグマは台湾の固有種で、同国家公園を主な生息地としている。約250~300頭が敷地内で生活しているとみられ、行動圏は200平方キロメートルを超えるという。
同管理処によれば、園内で確認された個体数が増えている他、行動圏の拡大も観測されており、行動を追跡された個体のうち、半分以上は国家公園の範囲外で活動している。
同管理処は人間とクマの安全のためにも、食べ物をしっかり管理しごみや残飯を山に捨てないよう注意を喚起するとともに、クマに遭遇したら同処に連絡してほしいとした。