台北市では24日午後、雷を伴う強い雨に見舞われた。市内の一部エリアでは、街路樹が倒れ、車を直撃した被害があった。市の警察・消防当局によると、木は太いところ直径約80センチで、高さは約20メートルに及ぶ。倒木により、車2台が下敷きになった他、交差点にある信号機の支柱が折れ、道路の一部がふさがった。けが人はいなかった。
中央気象局によれば、この日、台北市内は朝から気温が高く、蒸し暑い空気に包まれた。ナイトマーケットで有名な士林区では午前10時30分に35.7度観測された。同局の台北観測所が位置する中正区でも午前11時20分に34.8度の高温が観測されたが、雨が止んだ午後2時ごろになると、気温は24.9度とぐっと下がった。