(台北中央社)台湾で6日に公開された宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」の興行収入が25日までに3500万台湾元(約1億6000万円)近くに達した。公開初週に登場した台湾限定版ポスターが話題を呼び、その後に週替わりで配布された来場者特典も好評を得ている。
同作が台湾の映画館で上映されるのは今回が初めて。スタジオジブリ作品は台湾でも高い人気を誇るが、初期の一部作品は台湾で劇場公開されていなかった。台湾の配給会社は2021年から、台湾未公開作品を含むジブリ作品の劇場上映を行っている。
公開初週には台湾の有名グラフィックデザイナー、ジョー・ファン(方序中)さんがデザインした「王蟲」(オーム)のポスターが特典として登場し、インターネット上で大きな話題を呼んだ。2週目、3週目にも異なるデザインのポスターが台湾限定特典として来場者にプレゼントされた。