(パリ中央社)パリ五輪第8日の2日(現地時間)、ボクシング女子57キロ級2回戦が行われ、昨年の杭州アジア大会金メダリストで、性別詐称疑惑の渦中にある林郁婷がウズベキスタン選手に5―0で判定勝ちし、準々決勝進出を決めた。
▽ボクシング
女子57キロ級の林郁婷は長身を生かして終始積極的に攻撃し、カウンターパンチも複数回決め、5―0で準々決勝に駒を進めた。
▽バドミントン
男子ダブルス準決勝は東京五輪金メダルの李洋・王斉麟組がデンマークのペアを相手に18―21、21―17、21―10で逆転勝利を収め、五輪連覇に王手をかけた。男子シングルス準々決勝は周天成がインド選手に21―19、15―21、12―21で負けた。
▽ゴルフ
男子第2ラウンドで東京五輪銅メダルの潘政琮は7バーディー、3ボギー、1イーグルの「65」で回り、通算8アンダーの134で暫定5位タイ。五輪初出場の兪俊安は3バーディー、1ボギーの「69」で回り、通算イーブンパーの142で暫定43位タイだった。
▽射撃
男子クレー・スキート予選1日目は五輪初出場の李孟遠が計75発中、74発的中させ3位となった。女子25メートルピストル予選は田家榛が合計581点で16位、呉佳穎が合計572点で31位に終わり、いずれも決勝には進めなかった。
▽アーチェリー
混合団体の1回戦で雷千瑩・戴宇軒組は韓国のペアに4―5で惜敗した。
▽陸上
女子100メートルは張博雅が予備予選で11秒99をマークし、予選に進出。だがその後の予選では11秒88をたたき出すも3組9位に終わり、準決勝進出を逃した。
▽競泳
女子200メートル個人メドレー予選には韓安斉が出場。2組2位で泳ぎ切るもバタフライで違反行為が認められ失格となった。
▽カヌー・スラローム
女子カヤッククロスのタイムトライアルは張筑涵が76秒58で23位、男子カヤッククロスのタイムトライアルは呉少璿が82秒73で36位となり、どちらも第1ラウンドへの進出を決めた。