(台北中央社)台北市の台北ドームで3日に行われた中信ブラザーズ戦で台鋼ホークスの1軍戦初勝利に貢献し、MVPに選ばれた王柏融(ワン・ボーロン)外野手。ヒーローインタビューで「ふるさとで野球ができて幸せ」と語った。約5年間プレーした日本ハムを離れ、今季から所属する台鋼では主将を務めている。
今季から台湾プロ1軍に参入した同球団にとって、初めての1軍公式戦。王は1─1で迎えた七回表、走者一塁二塁のチャンスで勝ち越し適時打を放った。塁に滑り込むとガッツポーズを作り、ファンに喜びを表現した。
王は、1試合目だった上に、ちょうど得点圏に走者がいて勝ち越しを決められたことに「とても興奮し、奮い立った」と振り返った。緊張したかとの質問には「それほどでもない」と返答。オープン戦で調整を済ませ、この日の試合はリラックスして楽しめたと語った。