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プレミア12/プレミア12での台湾初優勝 栄光の物語を映画化へ メモリー大手会長が企画

2024/12/18 14:07
17日の記者会見でポーズを決めるADATAの陳立白董事長(左)とCPBLの蔡其昌会長
17日の記者会見でポーズを決めるADATAの陳立白董事長(左)とCPBLの蔡其昌会長

(台北中央社)台湾のメモリーモジュール大手、ADATA(威剛)の陳立白董事長(会長)は17日、野球の国際大会「プレミア12」で台湾が初優勝を飾った物語を映画化する計画を発表した。映画化を通じて、栄光の物語を末永く人々の脳裏に刻み込む。

台北市内で記者会見が開かれ、台湾プロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)の蔡其昌会長や台湾代表の陳冠宇投手、郭俊麟投手、林安可外野手、林岳平コーチらも出席した。

陳氏は、台湾が優勝したその日の夜、どうすればこの物語を歴史に刻めるか考えていたと話し、映画という形で表現することで、2024年11月24日に台湾代表が金メダルを獲得したことを数十年後でも人々が覚えていられるようにしたいと話した。

同社とスポーツくじ運営の台湾運彩が出資し、陳氏個人としても出資する。陳氏は、予算に上限は設けず、作品の質を最優先に考えると説明。来年上半期の撮影開始を目指すとした。

映画化に当たり、台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA、文策院)や国家発展基金の支援を得たい考えを示し、文策院の仲介によって映画業界の「チーム台湾」を結成し、台湾の人々を励ます物語をより良い作品に仕上げられればと期待を寄せた。

蔡氏は、映画化に前向きな姿勢を示した上で、劇映画だけでなくドキュメンタリーも制作されることを願った。

陳投手はどの俳優に自分を演じてもらいたいか聞かれると、まだ考えてみたことはないと明かしつつ、野球選手にとって大会の映画化はありがたいことだと語り、「かっこよさがいちばん重要。でも、ぴったりな雰囲気も表現されないといけない」と話した。

郭投手は、野球選手出身で現在は俳優として活躍するツァオ・ヨウニン(曹佑寧)さんと21歳以下(U21)台湾代表でチームメートになったことがある。郭投手は、ヨウニンさんは試合では外野を守っていたものの、抑え投手の役に向いていると語り、「映画の角度でも、顔面レベルでも彼は要素を兼ね備えている。だから抑え投手役にぴったり」と笑った。

(張建中、王心妤/編集:名切千絵)

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