(高雄中央社)日東電工の台湾法人は4日、南部・高雄市の前鎮科技産業園区で第4工場の起工式を行った。新工場は地上5階、地下1階建てで、半導体関連製品や自動車ワイヤーハーネス結束用PVCテープの生産ラインを設置する。建設には約190億円を投じる。2026年5月の完成を目指す。
式典には台湾法人の明間健二郎董事長(会長)や経済部(経済省)の何晋滄政務次長、高雄市の王啓川副秘書長らが出席した。
何氏は、同社の新工場建設は台日間の半導体産業集落における相互補完と支持を体現するものだと言及。国内外の企業が引き続き台湾に投資し、台湾の各産業の強みと結び付くことで、台湾が今後も強くなっていけるよう期待を寄せた。