(ロンドン中央社)英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が6日に発表した2025年度版のアジア大学ランキングで、上位100位の中に台湾の大学8校がランクインした。台湾最高位は台湾大学(台北市)で、26位だった。
25カ国・地域の984大学が格付けの対象とされた。台湾大は前回の21位から順位を五つ落とした。
台湾大の他に上位100位に入った台湾の大学は、清華大(39位、北部・新竹市)、成功大(41位、南部・台南市)、陽明交通大(42位、新竹市)、台湾科技大(66位、台北市)、台湾師範大(79位、台北市)、中山大(83位、高雄市)、台北科技大(91位、台北市)。101~200位には中央大(112位、北部・桃園市)など5校が選ばれた。
QSが公表した資料によれば、台湾の大学は全体的に世界の雇用主や学者からの評価が高かった一方で、教員1人当たりの論文数や論文の引用数など研究に関する指標には改善の余地があった。
1位から5位はそれぞれ北京大(中国)、香港大(香港)、シンガポール国立大、南洋理工大(シンガポール)、復旦大(中国)。日本からは東京大、京都大、東北大がいずれも20位台にランクインした。