日本統治時代の台湾で生まれ、戦後は日本で台湾独立運動に奔走する夫を支えながら経営者として活躍した台湾人女性の人生を描いた陳柔縉の小説「大港的女児」が先月末、日本で「高雄港の娘」として翻訳出版された。日本語訳を手掛けた翻訳家の田中美帆さんは中央社の取材に、日本では近代史に触れる機会が決して多くないとした上で、「作品を通じて台湾の人たちの声が伝わることは、とても大きな意義がある」、「日本の人たちにぜひ読んでほしい」と語った。
お探しの記事は有効期限を過ぎており表示できません。
中央社の有料記事データベースをご利用ください。
※中央社フォーカス台湾に掲載の記事・写真・イラストの無断転載・利用を禁じます