日本時代建設の木れんがを使った民家、台北市の古跡に指定/台湾

2022/01/12 13:15
台北市の古跡に指定された臨沂街の民家=同市文化局提供
台北市の古跡に指定された臨沂街の民家=同市文化局提供

(台北中央社)台北市臨沂街に残る日本統治時代に建設された日本式民家が、同市の古跡に指定されたことが11日までに分かった。台北市文化局によると、木れんがが使われ、当時としては珍しい建物だとしている。

文化局の調べによれば、建物は1938(昭和13)年に個人の邸宅として建設。その後中央銀行によって管理され、かつては宿舎として使用されたという。

屋根は過去の修復の際にトタンに変更されたものの、玄関や座敷、次間など本来の構造が保たれているほか、雨戸や収納、丸窓などは当時の物がそのまま残されている。また床柱や違い棚、欄間は本来の建物の特徴を留めている。

有識者らの調査で文化資産としての価値があるとされ、その後開かれた市の文化資産審議委員会で、出席者の過半数が賛同し、市定古跡となった。

文化資産委員は、個人の邸宅でありながら官舎のような大きな庭があることや、正面部分が昭和後期によく見られるようになった鉄筋コンクリート造りになっているのが特徴だと指摘。当時としては非常に新しい洋風の外観だと貴重さを強調した。

(陳昱婷/編集:齊藤啓介)

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