(台北中央社)国防部(国防省)は26日、同日午前6時までの24時間に台湾海峡周辺の海空域で中国の軍用機や軍艦艇による活動を確認しなかったと明らかにした。
国防部は毎日、台湾海峡周辺の中国軍の動向をウェブサイトなどで公開。発表日の午前6時までの24時間に軍用機や軍艦艇の活動が確認されなかったのは今年に入ってから初めてという。
台湾全土は25日終日、台風3号の強風域に入っており、各地で街路樹の倒木や土砂崩れなどの被害が相次いでいた。これを受け、国防部は25日正午、26日まで続く予定だった定例軍事演習「漢光40号」の実動演習を打ち切り、部隊を災害救助に派遣した。