香港返還25年 行政院長「一国二制度は検証に堪えない」 習氏演説を批判/台湾

2022/07/01 17:17
財政部(財務省)主催の式典であいさつする蘇行政院長
財政部(財務省)主催の式典であいさつする蘇行政院長

(台北中央社)中国の習近平国家主席が6月30日に香港で行った演説で、香港が「厳しい試練を経て生まれ変わった」と述べたことに関し、蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)は1日、「中国のいわゆる『一国二制度』は全く検証に堪えない」と批判した。

台北市内で開かれた財政部(財務省)の式典への出席前に報道陣の取材に応じた。

蘇氏は、香港の現在がいいか悪いかは、香港の人々が受けた苦しみや経済状況を見れば一目瞭然だと指摘。一国二制度を「50年間変えない」とした中国の約束はすでに消え、「自由や民主主義さえも完全に失われた」と非難した。

▽ 国民党党首「権威主義政権は長続きしない」 香港の自由願う

野党・国民党の朱立倫(しゅりつりん)党主席(党首)は香港が中国に返還されてから25年を迎えた1日、フェイスブックで「全体主義、権威主義の政権が長続きすることはない。自由を追い求める人々の心を永遠に抑え付けることもできない」とつづり、香港がどの政権に返還されたかということを祝うのではなく、香港が自由になったことを人々が祝福できる日がいつか訪れることを願った。

(鄭鴻達、謝佳珍/編集:名切千絵)

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