1日で38機 中国軍機が台湾の防空圏に進入 行政院長「不合理な行為」

2021/10/02 13:24
蘇貞昌行政院長=資料写真
蘇貞昌行政院長=資料写真

(台北中央社)国防部(国防省)は1日、中国軍機延べ13機が同日夜に台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。これを受け、蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)は2日、中国は不合理な行為が多いと批判した。

1日昼も中国軍機25機の進入が確認されており、24時間以内に延べ38機が飛来したことになる。単日の機数としては、昨年9月から同部が統計を公表し始めて以来過去最多。

同部によると、新たに確認された中国軍機は、戦闘機「殲16」10機、爆撃機「轟6」2機、早期警戒管制機「空警500」1機。うち殲16と轟6は台湾の南東海域まで飛行した。

南部・高雄市を訪問した蘇氏はメディアの取材に対し、中国は武力を乱用して戦争を企て、地域の平和を破壊しようとしていると苦言を呈した。

また先月末にキプロスで開催されたフリーダイビングの世界選手権で、中国への配慮のためインターネット配信映像から中華民国の国旗が削除された後、10カ国の団体が抗議した一連の騒ぎに触れ、「中国のこのようなやり方は世界から軽蔑される」とくぎを刺した。

(鍾佑貞/編集:齊藤啓介)

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