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強い寒気団が南下 台湾・台東の山岳景勝地で積雪約2センチ

2025/01/10 16:55
2センチの積雪が見られた嘉明湖山小屋周辺=2025年1月10日、台東県(林業・自然保育署台東分署提供)
2センチの積雪が見られた嘉明湖山小屋周辺=2025年1月10日、台東県(林業・自然保育署台東分署提供)

(台東・台北中央社)強い大陸からの寒気団が南下し、10日は北部を中心に各地で気温が下がった。標高の高い場所では雪が降り、東部・台東県の山岳景勝地で標高約3400メートルの嘉明湖山小屋周辺では約2センチ、標高3858メートルの中部・南投県にある玉山北峰では0.5センチの積雪が見られた。

中央気象署(気象庁)によれば、台湾本島の平地では複数箇所で最低気温が10度を下回り、北部・新北市石碇で7.9度、中部・苗栗県大河で8.3度を観測した。10日は北部や北東部の標高2000メートル以上または中部の標高2500メートル以上の高山では降雪の可能性があるという。玉山北峰では午前7時20分から同8時5分まで雪が降ったとした。

嘉明湖の登山道や山小屋を管理する農業部(農業省)林業・自然保育署台東分署森林育楽科の陳盈源科長は、早朝に気温が0度以下に下がり同地で今年初の降雪があったと説明。山小屋に滞在していた登山客が写真を撮ったり、雪だるまを作ったりしたと語った。

(張祈、汪淑芬/編集:齊藤啓介)

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