(台北中央社)出入国を管理する内政部(内務省)移民署は9日までに、桃園国際空港(北部・桃園市)の自動化ゲート「e-Gate」を新型機に置き換える作業の第2段階を開始したと発表した。新型機ではシステムの使用登録と出入国の手続きが一度にできる他、国籍に基づく多言語対応や所要時間の短縮などで利便性が向上されている。
同署は2012年に自動化ゲートの運用を全国の空港や港で正式に開始。出入国者へのサービス品質向上などを狙い、昨年から新型機への更新を進めている。同空港にはすでに第1・第2ターミナル合わせて19台の新型機が設置され、運用を開始している。
更新作業の第2段階は8月1日までの予定で、両ターミナル合わせて新たに24台の新型機が設置される。同署は、同空港に設置されている旧型機は今年中に全て置き換え、他の空港や港の更新作業は来年から順次行うとしている。