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エバー航空スト 労組が予告 早ければ2月7日にも実施か/台湾

2024/01/25 18:40
エバー航空の航空機
エバー航空の航空機

(台北中央社)エバー(長栄)航空のパイロットらが所属する労働組合「桃園市機師職業工会」は25日、待遇改善を求めてストライキを行うと予告した。早ければ2月7日にも決行される可能性がある。交通部(交通省)民用航空局は、労組と同社に対し、旅客の権益を考慮して積極的に共通認識の形成を図るよう呼びかけた。

同社のパイロットは、賃金の引き上げや違法な仲介業者を通じた外国人パイロットの雇用停止などを求めていたが、会社側と折り合いがつかず、22日にスト権を確立。24日にも話し合いの機会が持たれたが、結論が出なかった。

労組は、今後も話し合いがまとまらなかった場合、2月7日から同18日までと3月30日から4月7日までの2回にわたりストを実施すると発表。ただ、今月30日までに会社側が労組の要求に対する明確な回答を出した場合、31日に予定される話し合いに応じるとした。

ストの実施期間中にはどちらも台湾の連休が含まれている。労組の関係者は中央社の取材に、実施の24時間前には労組のウェブサイトに詳細を掲載すると語った。

民航局は同社に対して、適切な対応を行うよう求めた他、桃園国際空港に対しても必要な態勢を整えるよう指示したとしている。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)

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