(台北中央社)台湾の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾(台湾虎航)は7日、台北(桃園)―福島間を結ぶ定期チャーター便を2024年1月から運航する計画だと明らかにした。新興航空会社のスターラックス(星宇)航空も同日、台北(桃園)―名古屋(中部)線を12月1日から運航すると発表した。
タイガーエア台湾の広報は中央社の取材に、福島線は当面週2便で運航し、今後の利用状況を見て、24年春に定期便とするか検討するとした。
同社は現在、東北地方では花巻(岩手県)と仙台(宮城県)に定期便を運航している。12月には秋田にも定期便を就航させる予定。
一方、スターラックス航空の名古屋線は188人乗りのエアバスA321neo型機を使い、1日1往復運航する。同社は、台湾人の訪日旅行形態が多様化していることに鑑み、日本旅行を愛する乗客により多くの選択肢を提供すると強調。鉄道やレンタカーの利用で松本や金沢、新穂高、白川郷などにも行けると利便性をアピールした。
名古屋線の就航で、同社の日本の就航地は8カ所となる。