(宜蘭中央社)海抜1900メートル地点にある北東部・宜蘭県太平山国家森林遊楽区で28日早朝、空気中の水分が氷になって木々に付着する「霧氷」が見られた。中央気象局では、29日午前にかけて寒波の影響により全国的に気温が10度以下となる可能性があるとして、警戒を呼びかけている。
同遊楽区を管理する林務局羅東林区管理処によると、雪は降らなかったものの、霧氷の出現により多くの行楽客が詰めかけたという。
中央気象局は、台中以北や宜蘭、花蓮などでは気温が6度以下になったり、10度以下の気温が続いたりする恐れがあると予報。北部や北東部の海抜2000メートル以上の高山では雪がちらつく可能性があるとしている。