(台北中央社)交通部(交通省)観光局の統計によれば、今年10月の訪台旅行者数は延べ9万3206人で、前年同月と比べ560.71%増加した。国・地域別で見ると、ベトナムが最多の1万6421人。日本は9625人で、米国の1万361人に次いで3番目に多かった。
台湾は先月13日、新型コロナウイルスの水際対策を大幅に緩和。入国後の隔離措置が撤廃され、団体旅行客の受け入れが再開された。
日本からの旅行者の訪台目的はビジネスが3960人で最も多く、観光が2288人、親族訪問が540人と続いた。全体の訪台目的は観光(1万8000人)が最多で、次いでビジネス(1万5778人)、親族訪問(1万263人)となった。観光目的で訪台した外国人旅行者はタイからが3386人と国・地域別で1位だった。
滞在日数は、90日以上の長期滞在を除き、8~15泊が最多の9765人。1人当たりの平均滞在日数は15.96泊となっている。訪台時の移動手段は98.57%に当たる9万1877人が航空機を利用し、船舶は1329人で1.43%にとどまった。