(東京中央社)東京都杉並区で24~25日にかけ、恒例の「東京高円寺阿波おどり」が行われている。初日の24日には在日台湾人からなるグループ「台湾連」が登場し、関東や徳島県の大学生と合同で練習の成果を披露した。
台湾連は2018年、外国人からなる団体として初めて高円寺阿波おどりに参加。その後、新型コロナウイルスの影響で中止や規模を縮小しての開催となった年を除き毎年、同イベントに出演している。4回目の参加となる今年は約30人が中華民国国旗を手に踊った。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の周学佑(しゅうがくゆう)副代表も高円寺に駆け付け、文化交流を通じて日本で台湾をアピールしているとして台湾連のメンバーに感謝を伝えた。
また、イベントを共催する杉並区は同代表処台湾文化センターの曽鈐竜センター長を招待。曽氏は日本を訪問した郭国文立法委員(国会議員)と共に踊りを鑑賞した。