(台北中央社)台湾人の2023年の平均寿命は女性は83.74歳、男性は76.94歳で、いずれも前年を上回った。内政部(内務省)が23日に公表した「簡易生命表」で明らかになった。前の年を上回るのは3年ぶりで、背景には新型コロナウイルスによる死者の減少などがある。
前年に比べ、女性は0.46歳、男性は0.31歳延びた。23年の死亡者数は20万5202人で前年より2927人減少した。
県市別で見た場合、北部・台北市の83.32歳が最高。東部・台東県の76.04歳が全国最低だった。
同部は、国連が発表した20年の世界の平均寿命と比較して、台湾は世界平均を女性は9.0歳、男性は7.0歳上回っているとした。