(新北中央社)北部・新北市は30日、東京都内で産業投資説明会を開いた。スマート交通や人工知能(AI)、バイオ医療などの分野の日本企業約60社が参加し、新北市の投資環境などに理解を深めた。
市の報道資料によれば、劉和然副市長は29日から8月2日までの日程で訪日。投資説明会で住みやすく企業に優しい同市の投資環境をPRした他、三井不動産や同社が街づくり事業を推進する千葉県柏市の柏の葉スマートシティを訪問した。
市は、日本は台湾の貿易パートナーであり、外資と技術の主要な源の一つだと言及。日本は世界の自動車製造、光エレクトロニクス、機械、電子などの産業の要となる材料と部品を掌握し、大量の研究成果と特許を有しているとし、産業連携と相互投資によって新北の既存産業の生産競争力を強化し、包括的な海外ネットワークを構築したいと意欲を示した。