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台湾東部地震/緊急警報、台北などで配信されず 気象庁「予想震度4未満のため」 台湾東部でM7.2

2024/04/03 19:02
4月3日、台北市師大夜市で撮影
4月3日、台北市師大夜市で撮影

(台北中央社)3日午前7時58分ごろに起きた東部海域を震源とするマグニチュード(M)7.2の地震。最大震度5弱を観測した台北市など複数の地域では、緊急地震警報(国家級警報)が携帯電話に配信されなかった。これについて中央気象署(気象庁)は同日、予想される震度が警報を発令する基準の震度4に達していなかったためだと説明した。

台湾では、台湾とその周辺海域でM5以上の地震の発生を観測し、少なくとも一つの県市政府庁舎所在地で震度5以上が予想される場合、予想震度4以上の県市内の4G携帯電話に警報メッセージが配信される。

同署地震観測センターの呉健富主任は、台北市や北部・新北市、桃園市などでは実際には震度4以上を観測したものの、予想震度が4未満だったと説明。予想震度が実際より小さく見積もられた原因は、システムが推定した地震の規模が実際より小さかったためだとした。また、東部海域は地震観測点が比較的少ないため予測に誤差が生じるとし、同センターとして改善していくと述べた。

(張雄風/編集:田中宏樹)

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