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雲林県、群馬県館林市と覚書 教育や観光などで交流推進へ/台湾

2023/11/29 13:59
調印式に出席した館林市の多田善洋市長(左)と雲林県の張麗善県長(雲林県政府提供)
調印式に出席した館林市の多田善洋市長(左)と雲林県の張麗善県長(雲林県政府提供)

(台北中央社)中部・雲林県と群馬県館林市は27日、双方の交流促進のため、協力覚書を締結した。教育や文化、芸術、スポーツ、観光、経済の分野で交流を推進する他、青少年交流や双方の企業、教育機関、民間団体間の協力や交流も進めていく。

館林市の多田善洋市長や権田昌弘市議会議長らが同日、雲林県政府を訪れ、張麗善(ちょうれいぜん)県長らと面会した。覚書には多田市長と張県長が署名した。

張県長は、両県市の企業、教育機関、民間団体の間にはかねてから交流があったと紹介。県と市がより密接な関係を築くことで、双方の友情が金石のように永遠に固く結ばれるよう願った。県内で来年、世界竹博覧会が開かれることにも触れ、館林市の人々に来場を呼びかけた。

雲林訪問は今回で3回目だという多田市長は、雲林の農業や先端技術、教育、福祉、環境などの分野での政策や進歩が印象に残っていると話し、覚書の締結を通じ、双方の民間交流を側面から支援していきたい考えを示した。また、教育や文化、芸術、スポーツ、観光、経済など幅広い分野で交流を絶えず拡大させ、友情を深め続けていけるよう期待を寄せた。

多田市長によれば、雲林県の視察団は2016年に館林市を訪れたことがあり、18年と19年には両県の少年野球チームが対戦する交流試合が同市で行われたという。

(編集:名切千絵)

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