(新北中央社)北部・新北市樹林区で14日、台北メトロ(MRT)万大線第2期区間のうち、主に同区内を走る区間の起工式が行われた。2028年の完成を予定している。
万大線は台北メトロ中正紀念堂駅(北部・台北市)から同廻龍駅(新北市)までの22.1キロを結ぶ。第1期区間の9.5キロは14年から工事が行われ、25年末の完成を予定している。
起工式に出席した柯文哲(かぶんてつ)台北市長は、万大線の完成後は乗換駅が多くなると指摘。廻龍駅では桃園メトロブラウンラインと接続し、基隆市や台北市、新北市、桃園市の首都生活圏をカバーする鉄道が整備されると期待を寄せた。
侯友宜(こうゆうぎ)新北市長は、開業後には一部の新北市民が台北市の中心部に向かう際、所要時間が30分短縮できると利便性を強調した。