北部・新竹市消防局は10日、引退した災害救助犬「Veca」が中部・南投県の女性に引き取られたと紹介した。里親の募集には20人から応募があった。
消防局によれば、Vecaは実際の災害現場に派遣されることはなかったものの、訓練には熱心に励んでいた。里親の審査に当たっては、救助犬のハンドラー(指導手)が電話での聞き取りや家庭への訪問を行い、適性を判断した。里親に決まった女性は、犬の飼育経験があり安定した生活環境が備わっているという。
消防局は「新しい飼い主の下で楽しい生活を送ってほしい」としている。
(魯鋼駿/編集:田中宏樹)