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台湾最高峰・玉山で霧氷と雨氷 寒気団強まり気温低下

2024/12/19 18:11
霧氷や雨氷が観測された玉山観測所の樹木=中央気象署提供
霧氷や雨氷が観測された玉山観測所の樹木=中央気象署提供

大陸からの寒気団が強まった影響で、19日の台湾は各地で気温が低下した。台湾最高峰・玉山の山頂に近い玉山観測所(標高約3845メートル、中部・南投県)では、早朝に霧氷や雨氷といった現象が見られた。

北部と中部にまたがる雪霸国家公園の管理処によれば、同公園内ではこのところ、標高3000メートル以上の地点であられが降っており、登山案内人からの情報では19日も降り続いているという。

植物が白く染まった雪山東峰の山小屋周辺=雪霸国家公園管理処提供
植物が白く染まった雪山東峰の山小屋周辺=雪霸国家公園管理処提供

北部・新竹県尖石郷の新光小学校周辺では雪が降った。楊文科(ようぶんか)県長がフェイスブックで「白い雪がやわらかく山を覆い、紅葉と映え合っている」と紹介した。

雪が降った新光小学校周辺の山=同小提供
雪が降った新光小学校周辺の山=同小提供

中央気象署(気象庁)によれば、この日の平地の最低気温は離島・連江県馬祖の7.7度。台湾本島では北部・新北市石碇の10.1度が最も低かった他、台北市内でも複数地点で11度台が観測された。

(余曉涵、管瑞平、郭宣彣/編集:田中宏樹)

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