北部・基隆市の七堵郵便局前に、中華郵政の移動郵便局の車両をモチーフにしたバス停が整備されている。緑色の車体をかたどり、タイヤやライト、ウインカーが取り付けられた他、中華郵政のキャラクター「郵政宝宝」のシールも貼られた。供用開始を前に市民の注目を集め、インターネット上で話題を呼んでいる。
同市はバス停と企業のコラボレーションを進めている。中華郵政の他にもスターラックス(星宇)航空や元大銀行、中華電信など複数企業が参加し、各社がそれぞれバス停1カ所を独自のデザインに仕上げた。
東部・花蓮県の花蓮郵便局によれば、台湾の移動郵便局は同局が保有する1台のみ。交通が不便な地域の住民向けに、複数箇所を回って郵便や貯金のサービスを提供しているという。