中部・彰化県に残る日本統治時代に建設された旧芬園庄役場の建物が22日、約3年間に及ぶ修繕工事を終え、文化施設としてオープンした。
芬園郷によると、建物は1935(昭和10)年に建設。2014年に県定古跡に登録された。内部では当面の間、地元の芸術家、蔡素娥さんらの作品を展示する。
同建物は22年、修繕作業で見つかった日本統治時代のものとみられる金庫が「開かずの金庫」とされ、郷が懸賞金を出して開錠できる人を募り、話題となった。
(鄭維真/編集:齊藤啓介)