グーグルは10日、台湾の2024年度検索ランキングを発表した。今年の流行を映すという「急上昇ランキング」では1位が「地震」、2位が「台風」と災害関連が続いた。トップ10にはこの他、スポーツや政治、投資の関連用語などが入った。
3位の「柯文哲」は、汚職事件で勾留されている第2野党・民衆党主席(党首)の柯文哲(かぶんてつ)前台北市長。4位は「奥運」(オリンピック)、5位は「美国総統大選」(米国大統領選)、6位はETF“元大台湾価値高息”の証券コード「00940」だった。
7位はパリ五輪で金メダルを獲得した女子ボクシングの「林郁婷」選手、8位はチケット販売サイトの「拓元」、9位は昨年公開された映画「周処除三害」(邦題:我、邪で邪を制す)、10位は「世界棒球12強賽」(野球プレミア12)だった。
また、「意思」(意味)とセットで検索された言葉は、1位が「M3」、2位が「APT」だった。M3は英語の「You know what I'm saying?」(何を言いたいか分かっていますか)を早口で発音すると「M3」(エムサン)に聞こえることに由来した流行語。APTは韓国のパーティーゲームで、同名の楽曲が今年、話題になった。
グーグルによれば、ランキングは昨年12月から今年11月末までの検索が調査対象で、急上昇幅を元に集計された。