(台北中央社)全日本空輸(ANA)は12日、台湾路線就航30周年記念式典を台北松山空港で開催した。式典に合わせて同社のLINE(ライン)公式アカウントの人気キャラクター「そらっち」が初めて訪台し、多くのファンが詰めかけた。
1994年12月12日、同社の子会社、エアーニッポンはエバー(長栄)航空との共同運航で台北(桃園)―福岡線を開設。全日空は現在、台北(松山)―羽田線を毎日2往復運航している。
羽田行きNH852便の出発時には放水アーチが行われ、台湾の利用者の30年来の支持に感謝を示した。またこの日、同社の台湾路線に搭乗した全ての乗客に記念品が贈られた。
式典に出席した同社の高柳直明上席執行役員(アジア・オセアニア室長)は、今後も飛行の安全を第一とし、次の30年に向かって進んでいく姿勢を示した。