南部・屏東県の春日郷で2日、太陽の周りに光の輪が現れる日暈(ひがさ)が観測された。小さい太陽の外側に大きい太陽があるようにも見えるこの現象。郷公所(役場)によれば春日郷は「春」の字に「日」が含まれることから、“2つのお日さまがある村”の呼び名も持つ。役場の職員らはチャンスを逃すまいと、急いで日暈と共に記念撮影をしたという。
ハロとも呼ばれる日暈は、日光や月の光が大気中の氷の粒で屈折または反射して起きる光学現象。
(黄郁菁/編集:田中宏樹)