北部・新北市の市立鶯歌陶磁博物館では29日から10日間の日程で、かりかり梅づくり体験イベントが行われる。同館恒例の人気イベントだったが、コロナ禍で初めての対面での実施となる。
台湾では春は梅の季節とされ、毎年3月から4月にかけて青梅の収穫が始まる。同館はこれに合わせて2002年からかりかり梅のDIYイベントを行ってきた。梅づくりの際に使用される梅つぼも毎年、異なるデザインのものが採用されることから、参加者から好評を得ている。
今年に使われるつぼが7日に初公開された。淡い黄色のもので、なめらかな線を描いており、全体的には花々が咲き誇る春のイメージを示しているという。容器はイベントの終了後、自宅に持ち帰ることが可能。
カリカリ梅製作イベントは会期中の平日は1日3回、祝日・休日には1日4回実施される。1回は70分間。費用は1人当たり799台湾元(約3800円)。予約は11日から同館のウェブサイトで受け付ける。