(台北中央社)台北市内の台北教育大学は12日、同大で茨城大学との交流協定を結んだ。今後、合同ワークショップや合同研究、学生交換、長期休暇中の短期カリキュラム、海外実習、海外企業の参観・訪問などを実施し、順次他の分野にも協力関係を拡大できればとしている。
台北教育大が15日の報道資料で明らかにした。協定書には同大の陳慶和学長と茨城大の太田寛行学長が署名した。台北教育大によれば、茨城大の同大訪問は昨年7月、今年6月に続いて3回目。
陳学長は関連式典のあいさつで、これまでの交流において、2校はすでに教員育成の発展方針や全ての授業を英語で行う国際カリキュラムなどについて意見を交わし、大きな成果を挙げたことから今回の交流協定締結につながったと説明。太田学長は、2校の協力のさらなる深化に期待を寄せた。
台北教育大によれば、同大にとって、茨城大は日本の大学としては21校目、世界の大学としては133校目の姉妹校になるという。