台湾は8日、今年は7日間に及ぶ旧正月(今年は10日)連休の初日を迎えた。台湾の空の玄関口、桃園国際空港では午前7時ごろから出国する旅行者が続々と現れて混雑した。同空港の運営会社は、1日当たりの出入国者数は8日以降4日間連続で延べ13万人を超えると予測。出入国を管理する内政部(内務省)移民署は、早めに出国手続きをするよう呼びかけている。
運営会社によると、7日から15日までに予想される出入国者数は延べ116万人、1日当たりの平均では約12万8千人に上り、新型コロナウイルス流行前の2019年の旧正月連休の約90%に達するという。
出国する旅行者の中には、いつもより1時間早く家を出たり、空港近くのホテルに前泊したりする人もいた。