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国定古跡「嘉義市城隍廟」 ペット対象の「平安灯」点灯サービス提供

2023/12/15 16:34

お正月を旧暦で祝う台湾。毎年旧正月(春節、来年は2月10日)時期になると、人々は自分の進むべき道を明るく照らそうと、廟などの宗教施設で「光明灯」を灯す習慣がある。一部の廟ではさらにペットとして飼われている動物の健康を祈る「ペット平安灯」のライトアップを打ち出している。

同サービスを提供しているのは清朝時代に建立された南部・嘉義市の国定古跡、嘉義市城隍廟。同廟の頼永川董事長(会長)は12日の点灯式で、台湾ではペットは飼い主の子どものように可愛がられていると言及。飼い主にとって一番の願いはペットの無事と健康だと述べ、その期待に応えようと同サービスを開始したと説明した。

この日の式典には計18人の飼い主が参加。みんなは猫や犬などの他に、ルリコンゴウインコやヒョウモントカゲモドキ、ケヅメリクガメ、コーンスネークなどそれぞれのペットを連れて主神の城隍爺を参拝し、「親子」の無病息災を願い、一緒に長く過ごせるよう祈った。

廟側によれば、来年2月17日までの期間中、「ペット平安灯」への参加を申し込めば、飼い主が無料で「光明灯」のライトアップサービスに参加できる。同市政府はペットを大切にする同廟に感謝を伝えるとともに、市の人気観光スポットとして来訪を呼びかけた。

(黄国芳/編集:荘麗玲)

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