中央気象局は15日、軽度台風(台湾基準)の台風20号が発生したと発表した。北部と北東部では雨が続き、16日には雨脚が顕著になるとして警戒を呼びかけている。
台風20号は15日午後5時現在、ガランピ(鵝鑾鼻)の南東460キロの海上にあり、時速17キロで西北西に進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は18メートル、瞬間最大風速は25メートル。
謝佩芸予報官は、台風が南シナ海に抜ける17日には北東からの季節風の影響を受けるため、桃園以北や北東部では大雨の可能性が高いとの見方を示した。