東部・花蓮県の宿泊施設で予約のキャンセルが相次いでいる。中学生と高校生を対象にした体育大会「全国中等高校運動会」が延期となった他、新型コロナウイルスの影響によるもので、県旅館商業同業公会(組合)の張琄菡理事長は16日、キャンセル率は約5割に達すると語った。
週末には多くの観光客でにぎわう人気のレストランでもこの日は目立った行列は見られず、景勝地として知られる七星潭風景区も人影はまばらだった。
東大門観光夜市に近い場所にある宿泊業者は中央社の取材に、通常は毎日少なくとも10件の飛び込み客の問い合わせがあるが、15日には1件もなかったと肩を落とした。