(台北中央社)埼玉西武ライオンズの呉念庭内野手が1日、今季限りで退団すると発表した。同日更新したインスタグラムでは、球団やファンへの感謝の言葉をつづった他、将来のことはまだ分からないとしたものの、「ライオンズでの経験を糧に精進していきます」と語った。
呉は高校時代から日本に留学し、2015年に指名を受け西武に入団。21年には130試合に出場し、10本塁打を含む101安打、打率2割3分8厘の活躍を見せたが、今季には41試合の出場にとどまっていた。
呉は、監督やコーチ、スタッフ、関係者の他、「いつも声援を送ってくれた大勢のファン」に感謝を示した上で「『日本でプロ野球選手になる。』そんな夢を見ていた少年野球時代の私に、この球団で過ごした8年間の話をしたら、信じてもらえないくらいのたくさんの夢を、この球団で叶えさせてもらいました」と振り返った。
また「球団とファンの皆様が力を合わせて日本の野球界を更に盛り上げていくことを、埼玉西武ライオンズの39番を背負った選手として、私は信じています」と日本の野球界に期待を寄せた。