「台湾の映画に参加してみたい」 満島ひかり 金馬奨授賞式出席などで訪台

（台北中央社）25日に開かれる映画の祭典「第60回ゴールデン・ホース・アワード」（金馬奨）授賞式でプレゼンターを務める俳優の満島ひかりが23日午後、台北市内のホテルで記者会見に出席し、「台湾の映画に参加してみたい」、「ずっと思っている」と今後の台湾映画出演に意欲を示した。

満島はこの日夜に台北金馬映画祭で開かれる業界向け特別講座「マスタークラス」でも講師を務める。内容については、水や風、光、影、さまざまな自然現象と共に自分自身の感性を生かしていく俳優という職業を自分がどのように感じて何を大切にしているのかや、落ち込んだ時などに最終地点まで走っていく気力の持ち方などを話す予定だと語った。

中華圏で協力したい監督や共演したい俳優については「好きな監督も俳優もたくさんいる」と回答。「台湾の作品は好き」、「俳優さんの画面に映っている顔が素直に感じる」とした他、「できれば中華料理を作るシェフの役をやりたい」、「（厨房は）煙がもくもくしていて映画的で好き」と鍋を振るジェスチャーを交えて話した。

30日に誕生日を迎える満島。司会者から願い事を聞かれると、「来年たつ年なので竜がいるところにいっぱい行きたい」とユーモラスに答えた。

（編集：齊藤啓介）