台湾フォーク歌手チェン・ミンジャン、新アルバムで作曲家・楊三郎に敬意

2022/07/27 12:11
フォーク歌手のチェン・ミンジャン(陳明章)
フォーク歌手のチェン・ミンジャン(陳明章)

(台北中央社)フォーク歌手のチェン・ミンジャン(陳明章)が今月、新アルバム「人生舞台-新黒猫歌劇団」をリリースした。同アルバムを通じ、娯楽が不足していた1950年代に台湾中を感動させた「黒猫歌舞団」と同団を立ち上げた日本統治時代生まれの作曲家、楊三郎に敬意を表している。

同アルバムは、チェンの5作目のミュージカルのベースとなる作品。現時点では先に曲を書いただけで、ミュージカル化の実現にはふさわしい縁とタイミングが必要だと話す。

黒猫歌舞団を知ったのは母親がきっかけだったと明かすチェン。母親が同団のパフォーマンスをよく見ており、印象に残っていたという。同団は楊が1952年に創設。次々に新作を発表し、台湾各地で公演を行った。戦後の台湾は非常に貧しかったものの、楊が同団を創設し、ゼロから何かを生み出したことは人々に感動を与えるものであり、「これこそが台湾の精神」だと語る。

チェンの音楽は、楊やフォーク歌手の陳達、作曲家の鄧雨賢など日本時代生まれの音楽家の影響を受けている。関連の書籍や当時の新聞の切り抜きなどを研究し、音楽の糧とした。20年前に楊の作曲技法を研究し始めたというチェンは「楊三郎のメロディーは素晴らしい。日本への留学経験から、音楽には男らしさもある」と楊の音楽を称賛した。

(趙静瑜/編集:名切千絵)

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