(台北中央社)台湾国際造船(台船)の子会社、台船動力科技は23日、東芝、総合商社の双日とニオブチタン酸化物(NTO)を用いた次世代リチウムイオン電池モジュールの商機開拓に関する協力覚書を締結した。台船が24日、報道資料で発表した。来年、技術や販売戦略においてさらに緊密な結び付きを予定しているとした。
台船によれば、台船動力科技はハイテクスタートアップのような性質を持ち、電動船の商機開拓や海事テクノロジーの共同開発を後押ししている。
台船動力科技の王碩彬執行長(CEO)は、3者間協力によって、同社のモジュール設計、組み立て技術と東芝、双日のそれぞれの強みを生かし、データセンターやエネルギー貯蔵システム、電動・無人の乗り物市場に進出し、増大する高い安全基準の電池に対するニーズを満たしていくとコメントした。