(桃園空港中央社)13年ぶりに運航が再開された日本航空の貨物専用機が19日夜、北部・桃園市の桃園国際空港に到着した。同社は、貨物専用機の運航再開は台日間における航空輸送市場の長期的な成長を見込んだものだとしている。
同社は経営破綻した2010年に貨物専用機の運航を休止。昨年5月、ボーイング767-300ER型機を改修した貨物専用機の導入を決め、今年度末から東アジアを中心に運航すると発表していた。
この日同空港に到着したのは再開後の初便で、成田空港から飛び立った。桃園空港では、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の服部崇台北事務所副代表や同空港運営会社の范孝倫総経理(社長)らが到着の瞬間を見届けた。
日本航空は今後、安定した需要を持つ運輸業の協力企業を探し、専用機の稼働率や貨物搭載率を高めたいとしている。