(台北中央社)南部・屏東県の周春米(しゅうしゅんまい)県長が訪問団を率いて訪日し、東京都内で愛文マンゴーなど県産フルーツをPRした。販路拡大に期待を示しており、今後は県内の業者に対し包装など日本の規格に合致するよう指導を行っていく方針だとした。
26日には吉祥寺のデパートで販促イベントを実施。愛文マンゴーは30分以内に売り切れたという。マンゴーの他、パイナップルやレンブの加工品も紹介した。
27日には東中野のスーパーを訪れ、マンゴーやパイナップルを販売。周県長自ら試食を勧めるなどした。
販路開拓のため、輸入品を多く取り扱う港区のスーパーも訪問。同店のターゲット層や商品の販売方法などについて店側と意見を交わした。
周県長は、県産農産品の品質を店側にアピールした。日本との距離も比較的近く、輸送にかかる日数が少ないためフルーツの鮮度が保てると説明。季節によって異なる種類のフルーツを出荷でき、売り上げが期待できると訴えた。
(編集:楊千慧)