(台北中央社)台北市大安区のホテル「サンワンホテル」(神旺大飯店)は11日、ビルの老朽化に伴い、9月15日をもって営業を終了すると発表した。今年末にビルの建て替えに取り掛かり、地上27階、地下6階建ての複合ビルに生まれ変わる予定。
同ホテルが入居するビルは1976年に建設。2002年に台湾の食品大手、旺旺集団がアジアパシフィックホテル(亜太飯店)から引き継ぎ、神旺大飯店に改称した。台北MRT忠孝敦化駅のそばに位置することから交通の利便性が高く、国内外の多くの観光客やビジネス客に親しまれてきた。
新型コロナウイルスの影響により、長年先送りされていた改築計画が進展することになった。2020年に改築を申請、承認された。
ホテル内のベーカリーやレストランは移転先を探しているという。