(台北中央社)工芸文化の研究や関連の国際交流などを推進する台湾工芸研究発展センターは、フランス・パリで5~9日に開催されたインテリア・デザインの見本市「メゾン・エ・オブジェ」に10の台湾工芸ブランドを率いて出展した。同センターは23日、会期中には約100万台湾元(約450万円)の受注があったと発表した他、その後の商談を通じた売り上げは少なくとも1000万元(約4500万円)に達するとの見込みを示した。
主催者側の統計によると、今年は152カ国・地域から計5万3923人の来場があったという。
同センターは、台湾の工芸品があふれる居住環境をイメージした台湾パビリオンを設置し、見本市のテーマである「地球と宇宙」に合わせた品々を展示したと説明。会期中には多くの問い合わせがあり、メディア対応も行ったとし、台湾パビリオンのメディア露出の機会が増えることが期待できるとした。