(台南中央社)クリエーティブ産業の祭典「クリエーティブエキスポ台湾」(台湾文博会)は26日、主会場となる南部・台南市のICC Tainan(大台南会展中心)での展覧会が始まった。同市での開催は初めて。台湾の豊かな文化多様性や創意、革新を伝え、「台湾は絶対に大丈夫」という文化的自信を示す。
台湾文博会は文化部(文化省)が主催。これまでは主に北部・台北市で行われてきた。今回のテーマは「宝島百面」。主会場で開催される商談展示会には570を超えるブランドが集結し、ブース数は過去最多の700近くに達した。
同日の記者会見に出席した蕭美琴(しょうびきん)副総統はあいさつで、多くの人が台湾の産業と民生経済の発展を体、知識を頭と見なしていると言及。「文化はわれわれの魂だ」と述べ、「台湾の魂をより豊かにし、台湾の文化を用いて世界に対する自信を示した」として文博会の開催に携わる全ての人に感謝を伝えた。
台湾文博会は23日から台南文化創意産業園区など複数の会場でも開かれている。来月1日まで。